★新ジャンルの青春推理小説として評判となった、江戸川乱歩賞受賞作「アルキメデスは手を汚さない」(小峰元・作)のテレビ映画作品。
★ 1971年放送のNHKドラマ『繭子ひとり』でヒロイン役を好演し人気女優となっていた山口果林が、新任教師役をはつらつと演じている。
★主人公の女教師(山口果林)と、高校生に扮する高岡健二、中島久之、秋吉久美子、青木英美、中田喜子、鷹市太郎ら、当時若手だった俳優陣が織りなす学園ミステリー。
★監督は、前シリーズ「火曜日の女シリーズ」の『クラスメート－高校生ブルース－』で、同傾向の”高校生サスペンス”を演出して大ヒットを飛ばした野村孝。
★サスペンス・ミステリー系の本格的な連続ドラマシリーズとして人気を博した「火曜日の女シリーズ」に次ぐ「土曜日の女シリーズ」の第7作目。
★放送当時の高校生のリアルな愛、怒り、悲しみを巧みに描いた原作の持ち味をそのままに、サスペンス色たっぷりに映像化した人気ドラマ。
★テーマやストーリーは原作に忠実にドラマ化され、当時の流行や世相も感じとれる映像になっている。

南条暁子（山口果林）は24歳。“血の通った教育”の理想に燃え、東京都下で武蔵野の一角にある私立豊栄高校に国語の教師として赴任してきた。
赴任早々、担任を命じられた暁子は、予想通り、生意気盛りの生徒たちから意地の悪い歓迎を受けた。
しかし覚悟していたことだけに、彼女は一向にひるまず、そのうち生徒たちにも一目置かれるようになっていくが、
それをくつがえす事件が起きる。クラス一お茶目な女生徒・柴本美雪（秋吉久美子）が突然失踪し、その翌日校舎の屋上から身を投げたのだ。
しかも彼女は妊娠しており、その相手は同じクラスの男子生徒だという噂が暁子の耳に入る…。

初回放送：1974年(昭和49年)1月5日 ～2月16日／日本テレビ系

<キャスト>
山口果林、高岡健二、中島久之、上田耕一、青木英美、秋吉久美子、中田喜子、織本順吉、森 幹太、丹阿弥谷津子、小川節子、菅野直行、鷹 市太郎(沢田勝美)　ほか

<スタッフ>
原作：小峰 元｢アルキメデスは手を汚さない｣(講談社刊）
脚本：田村多津夫
監督：野村 孝
音楽：大野雄二
製作：ユニオン映画株式会社

解説書

【DVD仕様】
1974年／日本／カラー／本編約329分／4:3／音声：モノラル／片面2層／第1話～第7話収録（全7話）／2枚組
※仕様は変更となる場合がございます。

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