★生田悦子が挑む、愛と裏切りのサスペンスドラマ
清楚な美しさと確かな演技力で人気を博した生田悦子が、愛と秘密に翻弄される妻を熱演。心に秘めた葛藤と苦悩を繊細に演じている。
★夏樹静子原作「死刑台のロープウェイ」にヒントを得て国弘威雄が書きおろしたサスペンスメロドラマの傑作
夏樹静子ならではの女性目線の卓越した観察眼と、国弘威雄の引き込まれる展開の脚本が融合した、心揺さぶる作品。
★昭和の名優たちが織りなす濃密な人間ドラマ
共演の長谷川哲夫、垂水悟郎、村田知栄子、三谷昇、高橋昌也らの緊張感あふれる芝居の応酬が、視聴者をサスペンスの世界に引き込んでいく。
★時代を超えて共感を呼ぶテーマ性
愛・罪・贖い―夫の裏切りと過去の秘密が、平穏な主婦の生活を揺るがす。ひとつの秘密が運命を狂わせていくさまを、サスペンスフルに描いた珠玉の昼ドラ。

東京近郊の社宅で暮らしている不二木律子（生田悦子）の耳にパトカーのサイレンが飛び込んできた。近所に住む女性が、会社の上役との関係の清算をめぐって自殺したのだった。その事件を知った律子の心にいまわしい過去がよみがえる。以前務めていた会社の社長・室伏陽造（垂水悟郎）に力ずくで犯されたことである。このことは今でも律子の心に大きな傷跡を残している。夫の達生（長谷川哲夫）は律子と同じ会社に勤めていた。子煩悩な父親でありやさしい夫でもある。しかし、あるときから律子は夫の変化に不信感を抱く。自宅にかかってきた電話に出た夫の態度から相手が女性だと直感した。そしてその疑惑は的中した。律子は偶然に、夫が女性とホテルから出てくるのを目撃してしまい…。

初回放送：1976年11月1日～12月3日／日本テレビ系

<キャスト>
生田悦子、長谷川哲夫、垂水悟郎、女屋美和子(女屋実和子)、村田知栄子、三谷 昇、高橋昌也、大屋光子　ほか

<スタッフ>
脚本：国弘威雄(夏樹静子 作 ｢死刑台のロープウェイ」より ―文芸春秋社 刊―）
監督：井上芳夫
音楽：あかのたちお
製作：ユニオン映画

解説書

【DVD仕様】
1976年／日本／カラー／本編約625分／4:3／音声：モノラル／片面２層／第1回～第25回収録(全25回)／3枚組
※仕様は変更となる場合がございます。

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