◆いまだかつてなかった“犬と少女”の衝撃作！
少年や少女と犬の交流を描いた映画作品は数あれど、これほどの問題作はいまだかつて無かったと断言できる衝撃作！
2014年のカンヌ国際映画祭で上映されるや、虐げられた犬たち数百匹が人間に襲い掛かるという内容に、ヒッチコックの『鳥』や、SF映画の金字塔『猿の惑星』を引き合いに出した絶賛評が続出、“ある視点”部門グランプリとパルムドッグをＷ受賞の快挙に湧いた。

◆250匹の犬が都市を疾走！スペクタクルを産み出す斬新な映像世界！！
ハリウッドからアニマル・トレーナーを招聘し、クライマックスでは250匹の犬がブタペストの市街地を猛然と疾走するスペクタクル・シーンを映像化。
CGに頼ることなく実現したその“本物の迫力”は、一度観たら脳裏に焼き付いて離れない圧倒的なインパクト！
また、2匹の兄弟犬が表情豊かに演じた、愛くるしい飼い犬が弱肉強食の世界に放り出され、ついには荒々しく牙をむいて“獣”と化して豹変していくさまは、演技とは思えない強烈さで観る者を驚愕させる。

◆寓意に満ち溢れた現代社会への警鐘
雑種犬を取り締まる架空の法律を取り入れたストーリー設定は、ヨーロッパ他世界中に蔓延る不寛容や抑圧への寓意をはらみ、現代社会への警鐘と弱者に対する作り手のシンパシーがこめられ、表面的な映像のインパクトだけではない、深いテーマを内包している。

◆全国劇場にて大ヒット公開！
新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田他全国劇場にて大ヒット公開。

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人間対動物の壮大な革命へと発展していく『名犬ラッシー/家路』をスリル満点にした現代版！感情をかき立てられる少女と犬の冒険物語。
－バラエティ

上映から2日経った今でもまだ頭が呆然としている。これまでカンヌ映画祭で観た中で一番驚かされた作品。まるでワーグナーのオペラのようだ。
―サイト・アンド・サウンド

人は犬をどのようにもできる。犬は人によって天使にも悪魔にもなる。そのとき人は無表情で犬の表情は陰影に富む。
荒ぶる犬たちが最終的にとる行動がひたすら美しく、哀しい。
－町田康（作家）

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★カンヌ国際映画祭W受賞　“ある視点”部門グランプリ　パルムドッグ賞

カンヌ国際映画祭にて“ある視点”部門グランプリとパルムドッグ賞をＷ受賞、センセーショナルを巻き起こした問題作の全貌が、ついに明らかになる。舞台となるのは、雑種犬の飼い主に重税を課す法律が施行されたある都市。捨て犬となったハーゲンは弱肉強食の世界に放り出されて次々と危険な目に遭い、ついには数百匹もの犬の群れを率いて、傲慢な人類への反乱を引き起こすのだった…人間に捨てられ、理不尽なまでに虐げられた犬たちの反乱とそこにある友情を描き上げた本作は、緊迫感に満ちたパニック・スリラーとアーティスティックな社会派映画というふたつの側面を持つ。ハリウッドの動物コーディネーターを招聘し、 クライマックスでは250匹の犬がブダペストの市街地を猛然と疾走するスペクタクル・シーンを映像化。ＣＧに頼ることなく実現したその“本物の迫力”は、一度観たら脳裏に焼きついて離れない圧倒的なインパクトをみなぎらせている。

13歳のリリは母親の出張のため、数日間、折り合いの悪い別居中の父親のもとに預けられることに。久々に対面した父親はリリの愛犬ハーゲンのことが煩わしくてしょうがない。最近、この国では雑種犬の飼い主に重税を課す法律が施行されていた。当局からの税金の督促と、リリの反抗的な態度に怒った父親は、高架下にハーゲンを置き去りにしてしまう。 「必ず迎えに来るから！」と涙するリリ。孤立感に打ちひしがれたリリは、必死にハーゲンを捜し続けていた。その頃ハーゲンは執拗な野犬狩りを行う当局に追われ迷い込んだ路地でホームレスに拾われ、野犬ブローカーに売り飛ばされてしまう。流浪の果てに裏社会の闘犬場へと駆り出され、獰猛な野生に目覚める。やがて脱走したハーゲンは、虐げられてきた犬の群れを率いて人類への反乱を引き起こすのだった…。

<キャスト>
ジョーフィア・プショッタ
シャーンドル・ジョーテール『ミス・アリゾナ』
ルーク＆ボディ
ラースロー・ガールフィ
リリ・ホルヴァート

<スタッフ>
監督：コーネル・ムンドルッツォ
脚本：カタ・ウェーベル、コーネル・ムンドルッツォ、ヴィクトリア・ペトラニー
撮影：マルツェル・レーヴ
美術：マールトン・アーグ
編集：ダーヴィド・ヤンチョー
音楽：アシャー・ゴールドシュミット
動物コーディネーター・テクニカルアドバイザー：テレサ・アン・ミラー

劇場予告篇

【DVD仕様】2014年／ハンガリー・ドイツ・スウェーデン／カラー／本篇120分／16：9スコープサイズ／片面・1層／ [オリジナル ハンガリー語]ドルビーデジタル5.1chサラウンド／日本語字幕／１枚組

※仕様は変更となる場合がございます。
※2015年11月21日新宿シネマカリテほか全国公開作品。

2014（C）Proton Cinema,Pola Pandora,Chimney