作品情報
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【初回生産限定】ジャン=リュック・ゴダール/アンソロジー’75-’91【HDリマスター版】 3巻組(Blu-ray3枚+DVD1枚)
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巨匠ジャン=リュック・ゴダール、’75-’91の軌跡――オリジナル・デジタルリマスターで待望の復活リリース!
長く視聴・入手困難だった最重要作や貴重なビデオ作品群を3巻セットで網羅する決定盤!
作品ポイント
◆ゴダール作品のなかで長く視聴困難だった最重要作『新ドイツ零年』がオリジナル・デジタルリマスターで日本初ブルーレイ化!
◆入手困難となっていた『ゴダールのマリア』、『ソニマージュ作品集』を復活リリース!
◆80年代の重要作ビデオ『ソフト・アンド・ハード』『ウディ・アレン会見レポート』をDVD化(『ゴダール/ミエヴィル/ソニマージュ作品集』に2枚組として収録)!
◆各作品の解説ブックレット&ポストカードを封入!
◆各単品Blu-ray/DVDも同時発売!
作品内容
『新ドイツ零年』
東ベルリンに潜伏していたスパイが西へと帰還する旅を、哲学や文学、音楽、そして映画などを引用しながら描いてゆく。スパイのレミー役には、65年のゴダール『アルファヴィル』でも同名の探偵役を演じたエディ・コンスタンティーヌ。タイトルはイタリアのロベルト・ロッセリーニ監督『ドイツ零年』(48)からとられた。同作がナチスドイツ崩壊の1945年をドイツ「ゼロ年」としたのに対し、ゴダールは東西ドイツが統一された1990年を「新ゼロ年」とした(原題では「1990年」の「90」、「9」と「新しい」という意味をもつ「neuf」が加わる)。多様なイメージの断片がさまよい、歴史の孤独を露わにするゴダールのレクイエム。
『ゴダールのマリア』
『マリアの本』
ゴダールのパートナー、アンヌ=マリー・ミエヴィルによる単独監督作。少女マリーと父母をめぐる関係をスケッチのように描きながら、マーラーの交響曲第9番を効果的に使用している。母を演じるのは『地獄の黙示録』『エル・スール』『アンナの出会い』のオロール・クレマン。父親役に『恐怖の報酬』(ウィリアム・フリードキン版)のブリュノ・クレメール。
『こんにちは、マリア』
キリスト教ルカ福音書にある聖母マリアの“処女懐胎"の物語。原題訳は「あなたを崇めます、マリー」。太陽、月、水そして草と花々。現代のスイス、ジュネーブを舞台に自然の真理と女性の神秘をゴダール映画美の粋で極めめる。マリア=マリーに扮するのは『カルメンという名の女』でヴィオラ奏者を演じたミリアム・ルーセル。ジュリエットを演じたジュリエット・ビノシュは当時20歳で本作が劇場映画出演2作目。
『ヒア&ゼア こことよそ』
1970年、ゴダールは「ジガ・ヴェルトフ集団」としてジャン=ピエール・ゴランとともにヨルダン、シリア、レバノンで戦闘訓練する人民戦線を撮影。『勝利まで』と題した、その未完の映像を使用して、新たに本作が製作された。フランス人一家とパレスチナの闘士たち、「ここ」と「よそ」の問題が、接続詞の「と」によって様々に問われ、その関係を省察する。公私にわたるパートナーのアンヌ=マリー・ミエヴィルとの最初のプロジェクト。
『パート2』
ミエヴィルとの共同脚本第一作、「ソニマージュ」による第二作として『パート2』と名づけられた。二人の子供と両親、祖父母からなるフランス人一家の労働・家事・性が複数のモニターに写し出され、その権力構造が描かれる。「ソニマージュ」はフィルムとは異なるメディア―ヴィデオによって作られる新たな映像(イマージュ)と音(ソン)の実験場だった。ゴダールは以後、大作『ゴダールの映画史』(88-98)に至るまで、継続的にヴィデオ作品を手がけながら、深化を遂げてゆく。
『うまくいってる?』
モニターに写し出される映像、画像を巡り、徹底した批判が展開される。内容はフランス共産党の反動性を告発するもので、「ソニマージュ」はそこに提示されるイメージとそれを分析する音声をモンタージュする。私たちがともに思考参加する映画であり、『ヒア&ゼア』で繰り広げられた省察の発展形と呼べる作品。出演もしているミエヴィルの貢献も見逃せない。
『ソフト・アンド・ハード』
「ハードな話題をソフトに語る」をテーマに、ゴダールとパートナーであるミエヴィルが労働と映画について語り合う。80年代充実期における「ゴダールによるゴダール」を見ることのできる重要な共作ヴィデオ。ラストに写される『軽蔑』(63)のシーンが胸を打つ。
『ウディ・アレン会見レポート』
1986年、ゴダールがニューヨークに住むウディ・アレンを訪問、インタビューした模様を、ゴダール自身が編集したヴィデオ・エッセイ(アレンを配役してゴダールが映画化したシェークスピア劇『リア王』は87年に公開)。カンヌ国際映画祭でサプライズ上映された貴重な作品。
あらすじ
『新ドイツ零年』
前年にベルリンの壁が崩壊した1990年のドイツ。西ドイツ側のスパイとして東ベルリンに30年間潜伏していた諜報員レミー・コーションのもとへ、軍情報部のゼルテン伯爵がやってくる。「すべて終わった」と告げられたレミーは、彼に勧められるがまま、西側への帰還を目指して東ドイツを大きく迂回する旅に出る。トーマス・マンの小説の登場人物を思わせる娘シャルロッテや、ドン・キホーテとサンチョ・パンサなど、様々な人々と出会いながらレミーは西側にたどり着く…。
『ゴダールのマリア』
『マリアの本』
父母の仲がうまくいかなくなり、父は家を出てゆく。娘のマリーは週末になると、出て行った父のいる家へ行く。父から解放された母は着飾り、別の男とデートに出かける。ひとりマリーはレコードをかけると、ベランダで踊るのだった。
『こんにちは、マリア』
現代のスイス、ジュネーブ。タクシー運転手ジョゼフは、女子学生でバスケット部のマリーに恋していた。ジュネーヴにやって来た天使ガブリエルは、ジョゼフをマリーのところへ行かせ、彼女に近く身ごもることを伝える。やがて妊娠したマリーは男子を出産。数年後、子どもはマリー、ジョゼフと森へ行き、二人から離れると、野原に消える。マリーはジョゼフに言う「大丈夫、帰ってくるわ、復活祭か三位一体の祝日に」と―。
『ヒア&ゼア こことよそ』
リビングでテレビを見るフランス人の家族。映像はパレスチナ革命闘士たちの訓練や戦闘を準備する人民の姿に切り替わる。モニターに写し出せれるいくつもの「死」の画像。カメラの前で一家の人々は、それぞれ闘士たちの写真を提示しながら連帯する。「ここ」と「よそ」の「間」の関係がゴダールとミエヴィルによって執拗に問われる。
『パート2』
モニターに写る映像、そして映写機の前に立つゴダールのモノローグ。公営集合住宅に住む一家族の生活する姿が、アパルトマンの各部屋に設置されたカメラによって観察される。複数のモニターの中で明かされる家族の性と労働。重なり合い、また分割される子供たちや両親、祖父母らの映像。映画は音声操作するゴダールの手によって終了となる。
『うまくいってる?』
フランス共産党系新聞社の編集記者でフランス労働総同盟の職場代表であるミシェルは、勤務先の新聞社と印刷所をビデオ映画にしようと構想、タイピストで過激なフランス民主労働同盟の元職場代表だったオデットを共同製作者とする。二人は撮影した映像をモニターで見ながら、論争を繰り広げるのだった。
『ソフト・アンド・ハード』
テニスラケットの素振りするゴダールの脇でアイロンをかけるパートナー、ミエヴィル。二人がスイス・レマン湖畔の自宅で、労働と映画について語り合い、ゴダールは作家ブロッホの『ウェルギリウスの死』を朗読する。そして画面にはハリウッド映画やテレビ番組、ニュース写真や文字がインサートされる。
『ウディ・アレン会見レポート』
ゴダールがウディ・アレンへインタビューし、その模様を撮影、その後フィルムを編集しながらオーソン・ウェルズ、エリザベス・テーラーといったハリウッドの俳優たち、またアレンの『インテリア』(78)、『マンハッタン』(79)他数々のフィルム、そして画家エドワード・ホッパーの絵をインサートしてゆく。
キャスト&スタッフ
<キャスト>
『新ドイツ零年』
出演:エディ・コンスタンティーヌ、ハンス・ツィッシュラー、クラウディア・ミヒェルゼン、ナタリー・カデム、アンドレ・S・ラバルト(ナレーション)
『ゴダールのマリア』
『マリアの本』
出演:オロール・クレマン、ブリュノ・クレメール、レベッカ・ハンプトン
『こんにちは、マリア』
出演:ミリアム・ルーセル、ティエリ・ロード、フィリップ・ラスコット、マノン・アンデルサン、ジュリエット・ビノシュ
『ヒア&ゼア こことよそ』
コメントの声:ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル
『パート2』
出演:サンドリーヌ・バティステラ、ピエール・ウドリー、アレクサンドル・リニョー、ラシェル・ステファノポリ
『うまくいってる?』
出演:ミシェル・マロー、アンヌ=マリー・ミエヴィル
『ソフト・アンド・ハード』
出演:ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル
『ウディ・アレン会見レポート』
出演:ウディ・アレン、ジャン=リュック・ゴダール
<スタッフ>
『新ドイツ零年』
監督・脚本・編集:ジャン=リュック・ゴダール 撮影:クリストフ・ポロック、アンドレアス・アーベン、ステパン・ベンダ 録音:フランソワ・ミュジー、ピエール=アラン・ベス 音楽:G・ブライアーズ、G・シェルシ、リスト、モーツァルト、バッハ、ストラヴィンスキー、P・ヒンデミット、ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ ※日本語字幕:堀潤之
『ゴダールのマリア』
『マリアの本』
監督・脚本:アンヌ=マリー・ミエヴィル 撮影:カロリーヌ・シャンプティエ、ジャン=ベルナール・ムヌー 録音:フランソワ・ミュジー 音楽:ショパン、マーラー ※日本語字幕:寺尾次郎
『こんにちは、マリア』
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール 撮影:ジャン=ベルナール・ムヌー、ジャック・フィルマン 録音:フランソワ・ミュジー 編集:アンヌ=マリー・ミエヴィル 音楽:バッハ、ドヴォルザーク ※日本語字幕:寺尾次郎
『ヒア&ゼア こことよそ』
監督:ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル 撮影:アルマン・マルコ、ウィリアム・リュプシャンスキー ヴィデオ:ジェラール・テセードル ※日本語字幕:寺尾次郎
『パート2』
監督:ジャン=リュック・ゴダール 脚本:ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル 撮影:ジェラール・マルタン キネスコパージュ:ウィリアム・リュプシャンスキー ※日本語字幕:寺尾次郎
『うまくいってる?』
監督:ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル 撮影:ウィリアム・リュプシャンスキー ※日本語字幕:高部義之
『ソフト・アンド・ハード』
監督・編集:ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル ※日本語字幕:高部義之
『ウディ・アレン会見レポート』
監督・編集:ジャン=リュック・ゴダール ※日本語字幕:高部義之
特典情報
<特典映像>
◆『新ドイツ零年』収録:特集上映劇場公開予告編
◆『ゴダールのマリア』収録:『映画「こんにちは、マリア」のためのささやかな覚書』
『こんにちは、マリア』の出資者向けプレゼンテーション用フィルムとして製作されたビデオ映画。
カメラテストをするミリアム・ルーセルにフェデリコ・フェリーニ『道』(54)のジュリエッタ・マシーナがオーヴァーラップし、ゴダールとミエヴィルが精神分析家ドルトや音楽家バッハについて語り合う。
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル、ミリアム・ルーセル
原題:Petites notes à propos du film 'Je vous salue, Marie'
1984年/フランス/カラー/25分/ 日本語字幕:寺尾次郎 ©1983 Gaumont
◆『ゴダールのマリア』収録:フランス版劇場公開予告編(字幕なし)
<封入特典>
・各作品封入解説・ポストカード
商品仕様
【Blu-ray仕様:3巻組(BD3枚+DVD1枚)】
①Blu-ray『新ドイツ零年』
1991年/フランス/カラー/本編約62分/1080p Hi-Def 16:9(オリジナル:スタンダード)/1層/MPEG-AVC/複製不能/セル専用/音声:フランス語、ドイツ語(モノラル・リニアPCM)/字幕:日本語字幕/日本市場向 ※仕様は変更となる場合がございます。
②Blu-ray『ゴダールのマリア』
1984年/スイス=フランス/カラー/本編約108分(28分+80分)/1080p Hi-Def 16:9(オリジナル:スタンダード)/1層/MPEG-AVC/複製不能/セル専用/音声:フランス語(モノラル・リニアPCM)/字幕:日本語字幕/日本市場向 ※仕様は変更となる場合がございます。
③Blu-ray『ヒア&ゼア こことよそ』
1975年/フランス/カラー/本編約55分/1080p Hi-Def 16:9(オリジナル:スタンダード)/1層/MPEG-AVC/複製不能/セル専用/音声:フランス語(モノラル・リニアPCM)/字幕:日本語字幕/日本市場向
※仕様は変更となる場合がございます。
③Blu-ray『パート2』
1975年/フランス/カラー/本編約87分/1080p Hi-Def 16:9(オリジナル:ヴィスタ)/1層/MPEG-AVC/複製不能/セル専用/音声:フランス語(モノラル・リニアPCM)/字幕:日本語字幕/日本市場向
※仕様は変更となる場合がございます。
③Blu-ray『うまくいってる?』
1976年/フランス/カラー/本編約78分/1080p Hi-Def 16:9(オリジナル:スタンダード)/1層/MPEG-AVC/複製不能/セル専用/音声:フランス語(モノラル・リニアPCM)/字幕:日本語字幕/日本市場向
※仕様は変更となる場合がございます。
③DVD『ソフト・アンド・ハード』
1985年/フランス/カラー/本編約52分/16:9(オリジナル:スタンダード)/片面1層/MPEG2/複製不能/セル専用/音声:フランス語(ドルビー・デジタル)/字幕:日本語字幕/日本市場向
※仕様は変更となる場合がございます。
③DVD『ウディ・アレン会見レポート』
1986年/フランス/カラー/本編約26分/16:9(オリジナル:スタンダード)/片面1層/MPEG2/複製不能/セル専用/音声:フランス語、英語(ドルビー・デジタル)/字幕:日本語字幕/日本市場向
※仕様は変更となる場合がございます。
『新ドイツ零年』
(C)BRAINSTORM 1991. Licensed through ECM Records GmbH
『マリアの本』
(C)1985 Gaumont (France) / Pegase Films (Suisse)
『こんにちは、マリア』
(C)1985 Gaumont (France) / Pegase Film / TSR (Suisse)
『映画『こんにちは、マリア』のためのささやかな覚書』
(C)1983 Gaumont
『ヒア・アンド・ゼア』
(C)1976 Gaumont/Institut national de l'audiovisuel
『パート2』
(C)1975 Gaumont/Société Nouvelle de Cinématographie
『うまくいってる?』
(C)1976 Gaumont/Société Nouvelle de Cinématographie/Institut national de l'audiovisuel
『ソフト・アンド・ハード』
(C)1985 Gaumont
『ウディ・アレン会見レポート』
(C)1986 Gaumont


