■脚本家・山田太―が描く、家族の真実！
ごく平凡な家庭のなかにあるさまざまな問題をリアルに描き、新境地を開拓し、話題になったドラマ。
「テレビの脚本家山田太一を育てたことは、テレビ界への最大の貢献だと思います」（木下惠介・談）

■数々の賞を受賞し、放送後に高評価を得た作品！
第6回テレビ大賞本賞、優秀個人賞(小林桂樹)、新人賞(火野正平)、放送批評懇談会年間賞
第11回ギャラクシー賞、ギャラクシー賞27回期間選奨(山田太一)、芸術選奨新人賞(山田太―)
第14回日本放送作家協会優秀番組賞、第14回日本放送作家協会賞演出者賞(井下靖央)
という輝かしい評価実績のあるドラマ作品！

■木下惠介生誕100年を記念し、続々と関連作品がリリース！
「木下惠介生誕100年　木下恵介アワー　二人の世界　DVD-BOX」　7月25日（水）発売
「木下惠介生誕100年　木下恵介アワー　おやじ太鼓　DVD-BOX」　8月29日（水）発売　
「木下惠介生誕100年　木下恵介劇場　記念樹　DVD-BOX」　9月26日（水）発売　
「木下惠介生誕100年　木下恵介アワー　３人家族　DVD-BOX」　10月26日（金）発売
　以上、発売・販売元：松竹（株）映像商品部

【木下恵介ＴＶドラマ・シリーズとは…】
「二十四の瞳」「野菊の如き君なりき」「喜びも悲しみも幾歳月」等で大ヒットを飛ばし、巨匠としての地位と実績を気築いた木下惠介だったが、斜陽となってきた映画の世界で思うように映画が撮れない状況を打開するため、大船撮影所に別れを告げてテレビの世界に活路を見出す。同じような状況の中で、アメリカでは「ヒッチコック劇場」がスタートしていた。先進的な考え方を持つ木下惠介は、時代の先をよむことにも長けていた。そうして1964年に「木下恵介劇場」が火曜日21時からの30分枠でスタートする。1967年からは同じ枠で「木下恵介アワー」となり、平行する形で、1970年には「人間の歌シリーズ」が木曜日22時から60分枠で始まる。このシリーズでは、人間の内面を深く掘り下げ、七年間にわたり質の高い作品を発表しつづけて、「ドラマのTBS」の声価を大いに高めた。

【木下惠介生誕100年について】
日本映画最盛期、黒澤明監督と共にその人気と評価を二分し、国民に愛された巨匠。
『二十四の瞳』『カルメン故郷に帰る』『楢山節考』など数々のヒット作を生み出し、世界的評価も高い稀代の
ストーリーテラー木下惠介監督が2012年12月5日生誕100年を迎えます。
生誕100年プロジェクトでは、様々なイベントや上映などを展開します。
詳しくは、公式ホームページwww.kinoshita100.jp　で。

父・清一(小林桂樹)は、いつも疲れている定年間際の平凡なサラリーマン。母・麗子(久我美子)は、そんな清一に気を使いながらも、子供たちはまともに育っていると思い込んでいる平凡な主婦だった。セールスマンの長男・茂(林隆三)は、がさつな性格で仕事の自慢話ばかりしている。そして、末妹・陽子(高沢順子)は高校二年生ながらも中学生のような幼さを残していた。
そんな家庭に育った気の弱い大学生の次男・稔(小倉一郎)は、失恋のショックで痴漢行為をしてしまうが、相手は不運にもスケバングループのメンバー。結局リンチを受けるはめになるが、そのメンバーに陽子がいることを知り愕然とする…。

【キャスト】
小倉一郎、久我美子、林隆三、高沢順子、桃井かおり、火野正平、小林桂樹

【DVD仕様】
1973年／日本／本編：カラー　特典：モノクロ・カラー／本編696分+特典映像48分／4:3／音声：モノラル／片面2層／全15話／4枚組
※仕様は変更となる場合がございます。