1939年、ナチスの迫害から逃げ米国へと渡ったドイツ系ユダヤ人、アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフ。ニューヨークでジャズに熱狂した2人が作り上げたレーベル《BLUE NOTE　ブルー・ノート》は、モダンジャズの“象徴”として今もなお傑作アルバムを発表し続けている。
『BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ』は、レーベルの設立から90年代までの軌跡を網羅した、まさに決定版と言えるドキュメントだ。
本作が製作された1997年は、50-60年代の“モダンジャズの黄金時代”に活躍したミュージシャンたちが、なお現役だった時代。マックス・ローチ、フレディ・ハバード、ルー・ドナルドソン、ホレス・シルヴァー、JJ・ジョンソンら、今は鬼籍に入ってしまったレジェンドたちが、自らの肉声で BLUE NOTEの秘話を語る映像はジャズの枠を越え、全ての音楽ファン必見といえる。
名演の呼び名も高い、1985年NYタウンホールでのリユニオン・コンサートを中心に、ソニー・ロリンズらの貴重なライブ映像も本作の大きな魅力であり、日本を代表するピアニスト大西順子の、美貌と才気に満ちた若き日のステージも忘れがたい印象を残す。
BLUE NOTEはなぜ特別なレーベルなのか？その答えが本作にある！

<キャスト>
出演：フレディ・ハバード、ギル・メレ、ハービー・ハンコック、マックス・ローチ、ルー・ドナルドソン、ホレス・シルヴァー、ジョニー・グリフィン、ロン・カーター、タジ・マハール、ベルトラン・タヴェルニエ、ブリギッテ・ミラ
※演奏シーンに登場するアーティスト：デクスター・ゴードン、ソニー・ロリンズ、セロニアス・モンク、アート・ブレーキー、大西順子他

<スタッフ>
監督：ユリアン・ベネディクト

＜特典映像＞
劇場予告編

＜封入特典＞
ポストカード

【DVD仕様】
1997年／ドイツ／本編約 91分／モノクロ／カラー／オリジナル：ヴィスタサイズ／1層／MPEG2／複製不能／セル専用／音声：英語（モノラル）／字幕：日本語字幕（字幕翻訳：額賀深雪　字幕監修：ピーター・バラカン）／日本市場向
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