母の身終い
  • ドラマ

母の身終い

  • セル
リリース日
2014年09月03日
価格
¥4,180(税抜価格 ¥3,800)
品番
MPF-11735
発売元
ドマ、ミッドシップ

いつもと変わらぬ朝。いつもと違う母の顔。残されたわずかな時間が、静かに流れていく・・。 病に冒され最期の日を決心する母親と、とまどう息子。素直になれない不器用な親子の絆を描いた感動ドラマ。

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作品内容

不治の病に冒され究極の選択を決心した母親と、その息子の絆を描いた人間ドラマ。『愛されるために、ここにいる』のステファヌ・ブリゼ監督がメガホンを取り、長年にわたって折り合いが悪く、互いにきちんと向き合ったことがない母と息子が過ごす最後の時間を静かに紡ぐ。尊厳死を望む母親の決断に苦悩する息子役に、『ラスト3デイズ ~すべて彼女のために~』のヴァンサン・ランドン、厳格な母親を舞台でも活躍する『ぼくのバラ色の人生』 のエレーヌ・ヴァンサンが演じ、2013年セザール賞で監督賞、脚本賞ほか全4部門ノミネートされた注目作。

あらすじ

出来心から麻薬の密売に手を出し服役していたアランは、出所後、闘病中の母イヴェットの家に身を寄せ、人生の再出発をしようとあがいていた。ふたりの間には長年にわたって確執があり、ふたつの心は簡単には解け合わない。そんなある日、アランは、母の薬が入った引き出しの中の書類を手に取り愕然となる。そこには、“尊厳死の表明”“スイスの施設で尊厳死”“人生の終え方を選択する”といった文章が書かれ、母のサインがあったからだ。アランの心は激しく揺り動かされる。ふたりに残された時間は、あまりにも少ない。そしてついに母が旅立つ日の朝がやってきた・・・。

作品ポイント

■尊厳死を望む母親とその息子の心の交流を描く!

人生のあり方や終え方への心構え、そして家族愛を問う究極の終活映画!

長年の確執を引きずる不器用なふたりの親子関係を通して、“人生の終わらせ方“というテーマを探求し愛を問う荘厳な人間ドラマ。



■フランス映画界の気鋭ステファヌ・ブリゼ監督・脚本作品!

監督は、セザール賞3部門にノミネートされた『愛されるために、ここにいる』で注目を集め、その作風に、小津安二郎、ロベール=ブレッソン、アキ・カウリスマキといった先達たちの味わいを感じさせ、フランス映画界の気鋭と称されるステファヌ・ブリゼ!



■実力派キャストが集結!

息子アランを演じるのは、『女と男の危機』でセザール賞主演男優賞を受賞したヴァンサン・ランドン。母イヴェットを演じるのは、『トリコロール 青の愛』、『ぼくのバラ色の人生』 などで確かな演技を披露してきたエレーヌ・ヴァンサン。



■シニア層が注目!自らの最期を考える終活映画!



胸が痛いのではない。胸に痛い・・・心が美しく痛い。

観終わった後、美しき沈黙に支配され、溢れる涙が亡き母への懺悔となった。  ―奥田瑛二(映画監督)

残された人生の時間がふつうの人より短い私にとって、主人公の究極の選択には心が揺さぶられました。私はもっとジタバタするし、

ジタバタして逝くのを見せることも私の役割だと思ってます。成熟したフランス映画に役者としておおいに嫉妬しました。  ―樹木希林(女優)

あまりにも美しく、そして過酷なラストは、あなたの目を涙で満たし心を激しく揺り動かすに違いない。  ―LE MONDE



★2013年 セザール賞4部門ノミネート(監督賞、脚本賞、主演男優賞・主演女優賞)

★2012年 ロカルノ映画祭正式出品 ピアッツァ・グランデ部門

★2012年 トロント映画祭正式出品 スペシャル・プレゼンテーション部門

キャスト&スタッフ

<キャスト>
ヴァンサン・ランドン『君を想って海をゆく』
エレーヌ・ヴァンサン『ぼくのバラ色の人生』
エマニュエル・セニエ『潜水服は蝶の夢を見る』
オリヴィエ・ペリエ『神々と男たち

<スタッフ>
監督:ステファヌ・ブリゼ『愛されるために、ここにいる』
脚本:フローレンス・ヴィニョン/ステファヌ・ブリゼ
撮影:アントワーヌ・エベルレ『故郷よ』
音楽:ニック・ケイブ『欲望のバージニア』/ウォーレン・エリス『欲望のバージニア』

特典映像

劇場予告篇

商品仕様

【DVD仕様】2012年/フランス/カラー/本編108分+特典映像/16:9ビスタ/片面・1層/音声1.オリジナルフランス語 ドルビーデジタル2.0chステレオ/字幕1.日本語字幕/1枚組

※仕様は変更となる場合がございます。

(C)TS Productions - Arte France Cinema - F comme Films - 2012