ベアに与えられたミッションは、アメリカで最も人気があるだけでなく、非常に危険な場所…
毎年2000人が命を落とすロッキー山脈の、予測不能な事態から生還することだ。
凍えるような寒さと、危険な野生動物、油断ならない川…
あらゆる要素がロッキー山脈を生きるか死ぬかの決断を迫る地に変える。
そしてグリズリー・ベアに肉迫し、20m以上の断崖を飛び、荒れ狂う冷たい川を20kmくだり、ガラガラヘビや生魚を食べてサバイバルする。
（「ロッキー山脈でサバイバル」より）

ベアが挑むエクストリームなサバイバル…
灼熱のサハラ砂漠から生還が今回の挑戦だ。
水も食料もまったくない世界で生き延びるには、兵士でさえもいやがることをしなけらばならない。
自分の小便を飲み、ヒヨケムシを食べるのだ。
しかし、この2つこそが脱水症状と熱中症から自分を守る最適な方法だ。
ベアは生き延びるために死んだラクダから臓物を取り出して、水分を胃からとり他の食べられる内臓は食料にする。
そして、残った死体は気温が下がる夜のシェルターとして使うのだ。
（「サハラ砂漠でサバイバル」より）

ベアがパラシュートで降り立ったのは、メキシコのバハ・カリフォルニアにある砂漠。
日中の気温は信じられないほど高くなり、水分をとらなければ脱水症状、熱射病に見舞われてたちまち死んでしまうような場所。
ベアは罠をしかけてスカンクを捕まえ、ブーツの紐を使って巧妙に水を集めていた。
しかし、最大の問題はハチ。刺されたベアは目が腫れ上がって半分見えない状態になってしまう。
そしてガラガラヘビとの死闘が待っていた。
（「バハ・カリフォルニアでサバイバル」より）

アメリカ・アラバマの渓谷でサバイバル。
ベアがヘリコプターから降り立ったのは渓谷の頂部。
まずは谷底を目指し、約60メートルの垂直な崖と急斜面を下り、ようやく川にたどり着く。
いかだを組み、危険な滝で転覆するリスクに直面しながらも進み続け、森の中へと入っていくと、
恐ろしい野生のブタに遭遇。さらに洞穴を探検中にたいまつを失い、ベアは窮地に陥ってしまう。
（「アラバマでサバイバル」より）

北アフリカのサハラ砂漠。
灼熱の太陽が照りつけるこの土地では、飲み水を発見できるかどうかが生死を左右する。
尿で体温を下げながら、干上がった泉に水を求めるベア。海岸に向かうと、打ち上げられた船の中でタコを捕まえ、胃を満たすのだった。
次にアカシアの木を利用し、簡易な寝床を作る。
翌朝、バッタとガの朝食をとったベアは、最終的にさびれた村へとたどり着く。
（「北アフリカでサバイバル」より）

アパッチ族の住む地帯、北米のアリゾナを旅する。
極度に乾燥した砂漠や、スカイアイランドと呼ばれる断崖絶壁の岩山がベアの前に立ちはだかる。
ヘビやサソリと格闘し、恐ろしい標高差の中、２５万平方キロメートルにも及ぶ広大な大地をベアはどのようにサバイバルするのか。
（「アリゾナのスカイアイランドでサバイバル」より）