ブレスレス DVD
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ブレスレス DVD

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リリース日
2021年07月21日
価格
¥4,180(税抜価格 ¥3,800)
品番
MPF-13755
発売元
ミッドシップ

2020年フィンランド・アカデミー賞(ユッシ賞)主要6部門受賞の快挙!
失くした果てに溺れる刹那な痛み。
北欧から届いた、呼吸も止まるくらいに美しい愛と再生の物語。

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作品ポイント

■カンヌ国際映画祭監督週間正式出品、2020年フィンランド・アカデミー賞6部門受賞ほか世界中の映画祭で絶賛!
第72回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品され、2020年フィンランド・アカデミー賞では主演男優賞、撮影賞、編集賞、音楽賞、音響デザイン賞、メイクアップデザイン賞の6部門を受賞のほか、世界中の映画祭で絶賛。監督は、前作『2人だけの世界』(2014)が、ベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭ほか世界40カ国の映画祭で上映、フィンランド・アカデミー賞7部門ノミネート、作品賞・監督賞を含む4部門受賞しているユッカペッカ・ヴァルケアパー。北欧を代表する気鋭の監督として今、大注目。

■失意の中を生きてきた男と、痛みを与えることでしか生きられない女。白夜の街ヘルシンキで生まれた切ない純愛物語。
妻を不慮の事故で失い、死んだように毎日を送っているユハと、SMクラブでドミナトリクスとして働き、日々を刹那的に生きているモナ。ユハは、モナに首を締め付けられ、窒息寸前の中で、亡き妻の姿を見る。この出会いによって僅かながらも生きる糧を見つけたユハだったが、二人のプレイは少しづつエスカレートしていく。このプレイの先に、二人が見たものとは。そして、二人の運命は思いもかけない方向へと突き進んでいく。

■極限の<サディズム×マゾヒズム>!目眩く倒錯の世界を描く衝撃作!!
鞭を携え全身ボンデージ衣装に身を包んだドミナトリクスのモナ。「犬にズボンは必要ない」のひと言で全裸に首輪、ボディハーネスを充てがわれ次第に調教されていくユハ。エスカレートしていく二人のSMプレーは美しくエロティックであり、時に目も背けたくなるほどスリリングでもある。歪んだこの主従関係は、やがて深い絆で結ばれた唯一無二の“愛”へと変貌していくのか。全ての感情をさらけ出し、倒錯の世界へ深く踏み込んでいく新しい愛のカタチがここに。                                                                                              
■フィンランドを代表するキャスト陣の熱演が光る!
主演のユハに、ゲイアートの先駆者でありフィンランドの国民的芸術家の半生を描いた『トム・オブ・フィンランド』(2017)でトムを演じたペッカ・ストラング。今回も妻を亡くして喪失感を抱え、死の淵でのみ生きる糧を見つける男という難役に挑む。また、ドミナトリクスとして生き、ユハとともに更なる危険な愛の領域へと足を踏み入れることになるモナを演じるのはクリスタ・コソネン。『ブレードランナー 2049』(2017)などにも出演する彼女だが、本作で名実ともに女優として飛躍を遂げた。社会派ドラマの実話『巨山』のヤニ・ヴォラネン、ミュージシャンとしても活動する、『オリ・マキの人生で最も幸せな日』(2016)のオーナ・アイロラらが名を連ねる。

第72回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品作品
2020年フィンランド・アカデミー賞(ユッシ賞) 6部門受賞(主演男優賞/撮影賞/編集賞/音楽賞/音響デザイン賞/メイクアップデザイン賞)
第12回ストラスブール ヨーロピアン・ファンタスティック映画祭 クロスオーバー賞
第15回オースティンファンタスティック・フェスト メインコンペティション部門 最優秀作品賞
第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭 ニュー・ビジョンズ部門 最優秀作品賞
第38回モリンス・デ・レイ・ホラー映画祭 最優秀映画賞・最優秀女優賞

作品内容

妻を不慮の事故で失った主人公。救いを求めた先は、ふと迷いこんだSMクラブだった。
首を締めつけられ、窒息寸前の生死をさまよう中でだけ、妻と再会できるのだ。
本作は、2019年カンヌ国際映画祭監督週間で上映。その斬新なストーリー、卓越した演出力で、多くの観客に衝撃と感動を与えた。
監督は、前作『2人だけの世界』が、ベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭ほか、世界40カ国の映画祭で上映、さらに、フィンランド・アカデミー賞(ユッシ賞)で7部門にノミネートされ、作品賞と監督賞を含む4部門で受賞を果たしたユッカペッカ・ヴァルケアパー。
本作では、研ぎ澄まされた光や色調の息をのむ映像と、生と死の世界を時間や音で表現する繊細な演出で、美しい愛と再生の物語を見事に描き出す。
主演の外科医ユハには、フィンランドを代表する俳優、ペッカ・ストラング。感受性豊かで繊細な演技で、妻を亡くした主人公の深い悲しみを巧みに表現する一方、限界まで過激に魅せるSMシーンでは、大胆且つ超濃密な世界を作り上げ、観る者を圧倒する。
SMクラブで働くモナには、数々の映画や舞台で活躍し、確かな演技力を誇るクリスタ・コソネン。
数々の映画祭出品・受賞を経て本作は、2020年フィンランド・アカデミー賞主演男優賞、撮影賞、編集賞、音楽賞、音響デザイン賞、メイクアップデザイン賞の6部門受賞という栄冠に輝いた。

あらすじ

外科医師のユハは夏の休日を、家族とともに湖畔の別荘で過ごしている。
この日も、釣りを楽しみ、妻、娘と優雅でのどかな一日を過ごすはずだった…。
うたた寝をしていたある日の午後、妻が湖の底に沈んでいた網に足をとられ、水死してしまう。
不慮の事故により、突然訪れた失意の日々。以来、ユハは、妻を救えなかったという自責の念から、毎日を無気力で死んだように過ごしていた。
そんな父を心配する娘のエリ。十数年後、エリがピアスの穴をあけるために訪れた店に同行したユハは、隣接するSMクラブに迷い込んでしまう。
そこには、ボンデージ衣装に身を包んだドミナトリクスのモナがいた。客と間違えられたユハは、そこで思いもかけない体験をする。
首を締め付けられ、苦しい息遣いの中で、目の前に現れた映像は妻の死の直前の湖の中だった。この先に妻がいる。
僅かながらも生きる糧を見つけたユハは、その日を堺にモナの元に通い始める。生死をさまよう窒息寸前のプレイの中で妻の面影を見る日々。
やがて、二人のプレイはエスカレートし、さらに危険を増した行為へと発展。その行為の先に二人が見たものとは…。

キャスト&スタッフ

<キャスト>
ユハ役:ペッカ・ストラング『トム・オブ・フィンランド』
モナ役:クリスタ・コソネン『ブレードランナー2049』
サトゥ役:オーナ・アイロラ
パウリ役:ヤニ・ヴォラネン
エリ役:イロナ・フッタ

<スタッフ>
監督・脚本:ユッカペッカ・ヴァルケアパー
脚本:ユハナ・ルンメ
プロデューサー:アレクシ・バルディ、ヘレン・ヴィノグラードフ
共同プロデューサー:アリス・ゼルツェ、アイジャ・ベルジーナ
撮影:ピエタリ・ペルトラ、編集:メルヴィ・ユンッコネン
美術:カイサ・マキネン、音楽:ミハル・ネイテク
音響デザイン:ミッケ・ニューストロン、衣装:サリ・スオミネン
メイクアップデザイン:ベアタ・リヤボフスカ

特典映像

オリジナル予告篇

商品仕様

【DVD仕様】2019年/フィンランド/カラー/本篇105分+特典映像/16:9 シネマスコープ/片面1層/音声:オリジナル 5.1ch(フィンランド語)/日本語字幕/1枚組
※仕様は変更となる場合がございます。

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